ロフトの階段を製作する会社ですから
ロフトの階段を製作するのは
日常と言うことなのですが
これが
大変です。
VX-typeは
互い違い階段としては
2番番目に考案したもので
意匠登録済みです。
どんなものを作るのも
数々の工程を経て
作られる物ですが
VX-typeの段をつくるのも
ひとつひとつ
工程をこなさないと完成出来ません。
一段は
1枚の段板と
左右の方杖
2枚の取付アングルで構成されています。
段板は
機械があればすぐに作れます。
方杖も
きっと
木工用マシニングセンターがあれば
簡単なのでしょうが
そんな機械が
ないので
持っている道具を
駆使して
作ります。
頬杖の工程は大きくは次の8工程です。
用材を板状に切断します。
- ひとつ目の角度で斜めにふたつ分ずつ切断します。
- ふたつ目に角度で切断します。
- みっつ目の角度で切断します。
- オス型の蟻をルーターで付けます。
- アングルの辺が埋め込まれるような彫り込みをする
- アングルが入り込むような切り込みを入れる。
- 手すりを取り付ける穴をホールソーで穿つ
写真は取付用アングルを取り付けるための切り込みです。
この切り込みを入れるために
スライド鋸を使いました。
頬杖を堅固に固定しないと極めて危険な工程です。
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