ロフトの階段

互い違い階段の折れ階段

互い違い階段は省スペースで上りやすい階段ですが
ハシゴのように設置スペースを如何ほどでも調整できるものではありません。
蹴上げ長さと踏面長さに限度がある関係上
階高によって次表に示す設置スペースが必要です。

階高 下階床面から ロフト床面までの高さ	175cm	225cm	275cm	325cm
階段 設置スペース	94cm	121cm	148cm	175cm
上がるための 合計スペース	144cm	171cm	198cm	225cm

注：
蹴上げ25cm以下　踏面27cmとします。
階段前のスペースを50cmとしています。40cm程度が限度です。
上記表の合計スペースがない場合は折れ階段にする必要があります。

折れ階段の所要スペース

互い違い階段は右の段と左の段が違うので左に折れる折れ階段と右に折れる折れ階段でその所要スペースが異なります。

右に曲がる折れ階段

右に折れる場合の折れ階段の設置スペース
例えば11段の場合直線で取り付けると
になりますが折れ階段ですと

のようになります。

左に曲がる折れ階段

互い違い階段は右始まりなので左に曲がる方が互い違い階段は省スペースになります。
同じように11段の互い違い階段を
左に曲がる折れ階段で作ると
のようになります。

折れ階段の設置例

階段長さと設置スペースが同じ長さの場合

互い違い階段を辛うじて設置できるスペースがあるときは、小さな踏み台を前に一段目を置くことによって楽に上り下りすることが出来ます。
左側より上るときに限ります。右側では２段必要です。

下に3段設けた例

写真の階段は 取り付け長さ （設置する場所の水平距離）が 『１間』1m70cm弱しかありません。 階高は2m80cmありますので 13段にしなければなりません。 13段の所要長さは1m73cmなので 少し不足しております。 このために 折れ階段としました。 下2段を別に作って 3段目に踊り場を作っています。 下２段は取り外しできますので 子供が上って危ない時には 取り外しておくこともできます。

互い違い階段は 注文生産品なので かなり取り付けが難しいところでも 取り付けることだできる様に 製作いたします。 （誠に恐れ入りますが 互い違い階段でも設置できないような 所もございます。）

上り下りは快適

もちろん上り下りもスムーズで荷物を持って上がれます。

ビデオがうまく見れない場合はこちらのyoutube画像をご覧下さい。少し横長になっています。

その他の施工例

K様邸　東京都

屋外の階段でステンレス製です。

S様邸　東京都

写真は、承諾を得てブログより転用致しております。
お施主様のブログ