階段から落ちる原因・理由を調べ対策を考えてみましょう。
このページで述べていること
- 階段からの転落死の数は?
- 階段から落ちるのは上るとき それとも下りるとき?
- 階段から落ちる原因は?
- 階段から落ちない対策は?
- 互い違い階段はおちにくい?!
家庭内事故で亡くなられた方が
平成18年の統計で
12,152名
その内転落転倒死が2,260名です。
2,260名のうち同一平面の転倒が1,036名、
建物からの転落が412名、
階段やステップからの転落が435名で
率にして事故死の3.6%が
階段が原因で亡くなられています。
平成20年の統計よれば、
転倒転落死の83パーセントは、
病院・診療所で起きています。
怖いですよね。
階段は、
急がず
1段ずつ
手すりを持って
ゆっくり下りましょう。
階段から転落するのは、
上がる時も下りる時も落ちたりつまずいたりしますが、
どちらが多いか統計上の資料が見つかりません。
インターネット上の質問サイト「Sooda!」
http://sooda.jp/qa/259385
に回答者が階段から落ちたことが
書かれています。
そこで上るときか
下りるときか
数えてみました。
_________________________
上るとき 2 //
下りるとき 18 //////////////////
不明 38 //////////////////////////////////
なし 16 ////////////////
_________________________
注;
不明 上るときか下りるときか書かれていないもの
なし 落ちたことがないと書かれているもの
統計上の無作為抽出でないので正確ではありませんが、
傾向としては
「階段を下りるときの方が多く落ちている」
ようです。
ではどのような原因・理由で
落ちているのでしょうか。
階段から転落する原因・理由を調べるため
前回と同じ
インターネット上の質問サイト「Sooda!」
http://sooda.jp/qa/259385
に回答者が落ちた原因と考えられる
ものを集計してみました。
原因が書かれているもののみを集計してます。
原因・理由 件数
___________________________________
[踏み外す] 11
[滑る] 4
[滑り止めに引っ掛かる] 2
[一段飛ばし] 2
[酒酔い] 1
[履物] 1
[押されて] 1
[最後の一段をあると思って] 1
[階段が急] 1
[運動障害] 1
[すそを踏む] 1
___________________________________
階段から落ちる原因の考察
[踏み外す]が一番になっています。
しかし
「階段を踏み外すは」は、
階段から落ちたときの
常套句とも言えます。
具体的に本当の原因を
述べたものかどうかわかりません。
[滑る]は、具体的な出来事ですが
実際にそうであったかどうか
説明がつく場合と
つかない場合があるでしょう。
それに対して
[滑り止めに引っ掛かる]
[一段飛ばし]
[酒酔い]
[押されて]
[最後の一段をあると思って]
[運動障害]
[すそを踏む]は
具体的です。
[階段が急]は
上の理由から言うと
二次的な原因ですが
私も急な階段で
落ちたこともありますので
大きな原因の
ひとつでしょう。
階段から落ちた記述の原文
実際の記述(原文)
[踏み外す] 11件
降りる時に踏み外して怪我したことがあります
踏み外して10数段落ちました
降りるときに一段踏み外してしまい、
すべり台をすべるように、すべり落ちたことです
一段踏み外して捻挫したり
踏み外して膝から下ずるむけです
家の階段で降りる時に踏み外して3段ぐらいお尻から落ちました
最後の一段を踏み外し、転げ落ちてしまいました
階段を降りてる時最後に一段踏み外し思い切り膝を擦りむきました。
上っているときに踏み外し、弁慶の泣き所をしたたかに打ちつけました
寝ぼけて実家の階段で足を踏み外し、10段程おしりをついて落ちました
足を踏み外します
[滑る] 4件
雨の日に下りの階段で5段分ぐらいすべり落ちたことあります
一番上から足を滑らせ13段ある階段を下まで転げ落ちました
降りるときに足滑って滑り落ちました
階段で滑って下まで滑り台した事あります
[滑り止めに引っ掛かる] 2件
図書館の階段で、階段の滑り止め(?)に
足をひっかけて5段ぐらいは落ちてしまった
ピンヒールの先が階段の滑り止めのわずかなでっぱりに
引っかかって、前に出てくるはずの足がでてこず、
からだが前にいってそのまま上から下まで転がったことがあります
[一段飛ばし] 2件
一段飛ばしで駆け下っていて、
見事にヘッドスライディングしてしまったことがあります
一段抜かしをして ミスって弁慶の泣き所を痛打して
[酒酔い] 1件
酔っ払い真ん中まで落ちて
またそのまま立ってフラついて下まで落ちましたが
[履物] 1件
ヒールを履いていて下りでころんで捻挫&打撲しました
[押されて] 1件
少し急ぎ足で駆け下りていたら、
後ろから猛ダッシュしてきたおじさんにぶつかられ、
コントのように階段を転げ落ち
[最後の一段をあると思って] 1件
暗い階段を急いで降りていた時に、
最後のもう一段があると思って足を踏み外し、
派手に転んでしまったことがあります
[階段が急] 1件
家の階段が急なので、
正座したまま5段くらい滑って
正座したまま下りてしまった事がありました
[運動障害] 1件
持病の腰ヘルニアが出ているとき、
足が言うことをきかず階段から前に落ちたり、
逆に登るときにつまずいたりしたことは何度もあります。
[すそを踏む] 1件
長いスカートをはいていた時
ヒールがスカートのすそに引っかかり
こけそうになったことは何度もあります
上の原因から次の注意点がわかります。
- ■ゆっくりと階段を使う
駅の階段はゆったりした構造ですが、かなりの人が転落しているようです。
ゆるい階段でも急ぐと大変危険です。
- ■足元を必ず見て使う。
よそ見をしていると危険です。
階段全体や前をしっかりと見ると共に足元も見ましょう。
- ■上階・下階の床に到着したことを確認しましょう。
床に着くまで気を抜かぬことが肝心です。
床に着いたことを知らせるような設備があれば安心です。
滑らないマットを置いたり、手すりに工夫したりするのもいいでしょう。
- ■一段飛ばしで階段を使わない
階段は一番使いやすいように設計されています。
2段飛ばしなどの誤った使い方はしないようにしましょう。
- ■手すりを持ちましょう。
手すりを持っているともちろん自身が踏み外したときにやくだちます。
それと同時に他の人に押された時にも役立ちます
不測の事態に備えて手すりは必ず使いましょう。
- ■酩酊時や足腰に不安がある場合または夜間は特に注意しましょう。
酩酊時には思ったより足の自由は利きません。
上げたつもりが上がっていなかったり、出たつもりの足が出ていなかったりしてつまずいたり踏み外したりします。
ご病気のときもおなじです。手すりをしっかり持つか介護人と一緒に使うかしましょう。
夜間の睡眠時は特に危険です。同じ階にトイレがあると安心です。
- ■階段を上りやすい履物や服装をしましょう。
スリッパやハイヒールは危険です。
特にハイヒールは踵を上げたつもりでも上がっておらずその上
尖っているため引っ掛かりやすくなります。
すその長い服装もすそを自身や他人が踏んでしまう恐れがあります。
- ■階段は明るく
もちろん照明で明るいのもいいですが、階段を上から見ると踏み面の境目がはっきり見えなくなる場合があります。
段鼻に目立つノンスリップを付けて目立つようにしましょう。
- ■階段は緩い方がもちろんベスト
ゆるい階段でも急いでいたりすると転倒することことは多いですが、急な階段では急いでいない時も転倒することがあります。
急な階段は下りる時 足の力が入る親指の付け根が足を斜めにしないと踏み面にのりません。当然足を斜めにすると少し外れただけで踏み外すことになります。
- ■ノンスリップはあまり出っ張っていないこと
ノンスリップがてっぱているとそこにつまずいてしまいます。
本末転倒ですので注意しましょう。
- ■踏み面は滑りにくくしましょう。
階段に滑りやすい材料を使わないと思いますが、ぬれたり時間が経つと滑りやすくなるものです。
そんな場合にはノンスリップのようなものを貼るのもよいでしょう。
滑りやすいところと滑りにくいところが近くにあると
滑りやすいところで滑ってしまいます。
ノンスリップを貼る時には注意が必要です。
互い違い階段について 転倒しやすいかどうか検討します。
- ■ゆっくりと階段を使う
互い違い階段は見た目が大変急です。その上足と足を乗せるところが決まっています。
このような階段を上る時は いやがうえにも注意深くなります。
互い違い階段を走って上り下りすることは通常の場合できません。
- ■足元を必ず見て使う。
互い違い階段は乗せる足と乗せるところが決まっていますのでよそ見をしていると危険です。
きっとよく見ると思います。
- ■上階・下階の床に到着したことを確認しましょう。
互い違い階段でも床に着くまで気を抜かぬことが肝心です。
床に着いたことを知らせるような設備があれば安心です。
滑らないマットを置いたり、手すりに工夫したりするのもいいでしょう。
- ■一段飛ばしで階段を使わない
互い違い階段は乗せる足と乗せるところが決まっていますので一段飛ばしはできません。
あえてやるなら3段飛ばしになってしまいますのでできないと思います。
- ■手すりを持ちましょう。
互い違い階段は手すりが標準で付属しています。
必ず手すりを持って上り下りしましょう。
- ■酩酊時や足腰に不安がある場合または夜間は特に注意しましょう。
酩酊時には互い違い階段は使わないでください。視力や注意力が低下して大変危険です。
夜間等の上り下りの時は照明を点けてしっかり手すりを持って上り下りしてください。
ご病気のときもおなじです。手すりをしっかり持つか介護人と一緒に使うかしましょう。
- ■階段を上りやすい履物や服装をしましょう。
普通の階段同様スリッパやハイヒールは危険です。
互い違い階段では特にすその長い服装はご自身の足で踏みやすく危険です。
- ■階段は明るく
互い違い階段は特に明るい照明が必要です。
- ■階段は緩い方がもちろんベスト
互い違い階段は下りる時は、足を斜めにしなくても足全体が段の上に乗せられますので安全です。
階段の転倒事故の大半を占める下りる時に安全性が高いです。
- ■ノンスリップはあまり出っ張っていないこと
段鼻に出っ張っていないノンスリップを貼ると安全性が高まります。
- ■踏み面は滑りにくくしましょう。
木材素地や滑りにくいウレタン塗装を心がけていますが、ノンスリップをご用命により貼っております。