ロフトの階段

ロフトの階段は、コーヒーを持って上がれます。新しい快適なロフトライフをサポートします。

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互い違い階段®・ロフトくん®は意匠登録済・製作厳禁

加工を最適にするため

階段の加工は緻密です

階段の加工は
正確にできることが必要です。

階段は
同じ段がいくつも
あるので
同じものを何度でも精度よく作らなければなりません。

手作業では
出来たり出来なかったりする事になります。

やはり
機械で加工するのが原則です。

しかし
互い違い階段専用加工機械など
売っているわけもないし
やはり作る必要があります。

加工の基本は切断です。

階段を作るためには切断が重要です。

まっすぐ切断する加工に使う機械は
スライド鋸と丸鋸盤です。

スライド鋸は
上に付いている電気鋸が直線方向に移動する機械です。

丸鋸盤は丸鋸が台の上について
台が移動するよう作られています。

丸鋸盤は安全のためのガイドカバーが付いていて
安全を確保していますが切断面が
裏側になっていて
切断線が見えません。

小社では
切断線が常時監視可能な
スライド鋸を使っています。

切断にはスライド鋸を使っています

普通のスライド鋸は
角度切りができます。

相当便利なのですが
角度切りができる関係上
当て定規を切らないように
左右の当て定規の間に空間があります。

(写真は、自社所有のスライド鋸を買ってすぐに改造したため最初の写真がないので日立工機様のカタログから借りております。)
写真の説明:
もともとのスライド鋸の当て定規は2段になって少し安全なように作られていました。しかし小さな部品を加工するのが普通ですので役に立たないのでもともと付いていた当て定規を取り払いました。小社独自のものを取り付けました。

スライド鋸の当て定規には隙間があります。

大きな材料を切断する時には
その隙間は殆ど問題がありません。

でも小さい材料を切断したり
ちょっとだけ切断する時は
この隙間が
大変危険ななものになります。

隙間は被切削材が噛み込んで大変危険

隙間があると被切削材が固定されません。

被切削材が
しっかり固定されていないと
動いて
噛み込みます。

噛み込むと高速で高馬力で回転している
鋸歯が
大きく被切削材に当たります。

大きな音とともに
鋸歯の超硬チップはすっ飛んでしまって
材料も飛んでいってしまいます。

限りなく危険で
スライド鋸本体ににも
大きな変形を生じることになります。

被切削材はしっかり固定するため隙間はできるだけ小さく

危険と大きな損害をもたらすので
被切削材は
しっかり固定できるように
隙間をできるだけ
少なくすることが肝要です。

小社のスライド鋸は
購入直後改造して
5年近く使っていました。

ながく使っていると
当て定規も
段々と隙間が空いてきて
危険になりました。

スライド鋸 使い込んだ当て定規

スライド鋸 使い込んだ当て定規


写真の説明:
長年使い込んで当て定規の隙間が大きくなってきました。

注意して使っていたのですが噛み込んだことが何度かあって
当て定規自体も曲がってしまいました。

曲がるともっと危険なので
新しいものと取り替えることにしました。

当て定規を新しくすることにしました

当て定規が曲がってかつ隙間も空いたので
新しくすることにしました。

スライド鋸 当て定規に隙間があると被切削材が当たりません

スライド鋸 当て定規に隙間があると被切削材が当たりません


写真の説明:
こんな風に少しだけ切断すると端が架かっていないので
切断片が切断後飛び出していきます。

そこで、新しくしました。
スライド鋸 新しく2枚にした当て定規 

スライド鋸 新しく2枚にした当て定規 


写真の説明:
新しくした当て定規は2枚構造になっています。
前の当て定規は、5mm厚だったのですが
今回の当て定規は5mmプラス10mmです。

剛性を高めています。

それとすぐに交換できるようにしました。
スライド鋸 新しくした当て定規は被切削材をしっかり固定 

スライド鋸 新しくした当て定規は被切削材をしっかり固定 


写真の説明:
隙間がなくて小さな材料でも安全に切断できます。

斜め切りの時には
もうひとつ考えてみます。

30cmの切断能力しかないスライド鋸が45cmを一発切断

現在市販のスライド鋸は30cmの切断能力しかありません。しかし階段の材料は45cm位が普通で能力不足でした。そこでスライド鋸を改造して安全に45cmを一発切断できるようにしました。

材料を置く台をかさ上げして上の方できると切断面が上になって切断能力が増すのです。65mmかさ上げしました。

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